コンタクト先 : 金森 朋子(phd2@ninesigma.com)
T-1159 高圧受電設備内の電力用機器の交換を効率的かつ安全に施工する技術
加工・部品
機械・精密
電気・電子
環境・エネルギー
その他
開発スケジュール
2020年12月までに試作機作成を希望(プロジェクト開始から9カ月程度で試作機の作製が可能であること)
予算
開発予算は確保済み
応募期限 : 2019年09月13日(8月30日から延長しました)
依頼企業の概要 | 東京電力パワーグリッド株式会社 |
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応募者にとっての機会 | ・部材供給 ・受託製造 ・受託開発 |
技術を求める背景・目的 | ・東京電力パワーグリッドでは、工場・商業施設などの高圧受電設備内(キュービクル)に、電力量を計量するための電力需給用計器用変成器(VCT)の設置をしており、21年に1回程度、定期的な交換が必須である。 ・VCT交換にあたり、作業員の安全性確保のため、現場の様々な施設環境に対応しながら、重量物(120kg)であるVCTを効率的かつ安全に運搬・設置できる技術を求めており、具体的には下記の一連の作業の効率化に期待している -運搬車からのVCT荷下ろし -建物階段や不整地地面でのVCT運搬 -キュービクルへのVCT吊り上げ・下げ ・更に、VCTの設置スペースはキュービクル内の狭隘なスペース(VCTより一回り大きい程度)に設置しているが、VCT交換時には、狭隘なスペースでリード線の切断・接続作業を行っており、作業性が悪いことが課題であった。 -狭隘なスペースでのVCTリード線切断・接続作業 -自家用キュービクルへの吊り上げ・下げ、リード線切断・接続作業 |
求める技術 |
下記の課題①または②のいずれか、または両方に対する提案を歓迎する ①現場の様々な施設環境に対応しながら、重量物(120kg)であるVCTを効率的かつ安全に運搬・設置できる技術。下記の作業の一連化等、効率化・省人化を安全に実現可能な幅広い技術の提案を歓迎する -効率化対象作業:運搬車からのVCT荷下ろし、建物階段や不整地地面でのVCT運搬、キュービクルへのVCT吊り上げ・下げ ・VCT構造など:図2参照 ・高圧受電設備(キュービクル)詳細 -VCT設置位置は、日本工業規格(JIS C4620:2018)で規定 -VCT設置高さはキュービルの基礎高さに異なるが、概ね地上高さ1.2~1.5mに設置 ・可能なアプローチ:下記に限らず幅広いアイディア・技術の提案を歓迎する -昇降機能付き台車(階段上の運搬や未舗装道路に対応していることが好ましい) -アシストスーツ -策動型運搬システム など ②狭いキュービクル内の隙間にあるリード線接続部(ボルト型コネクタ、圧着端子)の効率的な締め付けを可能とする治具の提案も歓迎する -現状用いている工具:圧着工具、モンキーレンチ等 -作業内容:VCTリードの切断・接続作業 -接続方法:ボルト型コネクタ、圧着端子 ・可能なアプローチ:下記に限らず幅広いアイディア・技術の提案を歓迎する -ワンタッチで差し込んでロックするだけの端子など接続方法の見直し -狭くて奥まったスペースでも簡単に作業ができる工具・治具など |
技術の目標水準 |
・類似の機器等の開発・製造実績を有することが望ましいが、機器製作に長けた企業等幅広い組織からの提案を歓迎する。 ・試験機開発に関して、設計・試作・現場検証によるフィードバック・改良等を一貫して対応可能な組織からの提案を歓迎する。 ・最終的には、各拠点への配備を想定しているが、現状ではその体制・設備(生産能力)の有無は問わない |
その他特記事項 |
想定されるビジネス規模 ・最終的に50台程度導入予定(VCT交換工事の活用する場合) ・他の重量物にも活用可能な場合は、電気工事以外にも展開予定 |
図表 |
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添付ファイル | T-1159_募集要項.pdf |
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