コンタクト先 : 金森 朋子(phd2@ninesigma.com)
T-1169 動力を必要としない/少量の水流にて動作可能な薬液定量滴下機構
加工・部品
機械・精密
測定・計測
化学・素材
その他
開発スケジュール
2020年1月までに最大で2-3組織を選定
予算
賞金総額最大100万円、開発予算も確保済み
応募期限 : 2019年12月12日(最終締め切り日:11/28より延長)
依頼企業の概要 | 国内大手メーカー |
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応募者にとっての機会 | ・有望なアイディア・機構に対して試作・設計費として総額 最大 100万円程度支給 ・部材供給、受託製造、技術ライセンス、受託開発、その他(アドバイザー契約など) ・アイディア・機構の製品化に向けた協業等に関しては別途ご相談 |
技術を求める背景・目的 | • 依頼主は、容器に入った薬液を1~2g自動で定量し、滴下する技術・機構・アイディアを求めている - 提案技術・機構の動作には、電気・電池等の動力を必要としないこと - 一定の水流(洗面台・台所・トイレ等の蛇口から出る程度)発生期間にのみ薬液の放出を可能とする機構であることが望ましい • 依頼主も、水流を活用した薬液排出機構を検討しているが2つの課題を見出している - 排出機構内に水が残存すること - 気温や水温等による環境影響によって容器内の圧力変化が起こり、容器内に水が逆流もしくは、容器内の薬液が排出され、薬液の濃度が変化してしまうこと |
求める技術 |
最終的に小型容器に実装可能で、動力を必要としない/一定の水流にて動作可能な薬液滴下技術・機構・アイディア等 • 可能なアプローチ:例えば下記のような機構を想定しているが、下記に限らず幅広いアイディア・機構・技術の提案を歓迎する - 逆止弁を応用した機構 - 歯車ポンプ機構 - 水流を圧力源とする逆浸透膜機構 - 小型水車構造など水流を利用した機構 など • 求める技術 - 1~2g(1~2mL程度)の水溶性薬液を、望ましくは6000回の放出期間において毎回同量・同濃度にて放出可能な機構 ・動力を必要としない/少量の水流にて動作可能な機構であること ・望ましくは一定の水流発生期間にのみ薬液を放出する機構であることが望ましい - 使用環境など ・使用環境:気温 -10~40℃、水温 0~40℃ ・小型容器の素材:プラスチックを想定 ・薬液:現状比重0.8~1.2g/cm3、粘度0~500mPa・s:多少の調整可 ・設置場所:下図参照(水流下に設置または蛇口に装着も可) ・対象外のアプローチ:依頼主にて既に検討済みの機構 |
技術の目標水準 |
現時点で求める技術の完成度 • 望ましくは、サイズの大小に関わらず類似の動作環境にて導入実績がある機構であることが望ましい • アイディア・機構の試作は3Dプリンター等を用い依頼主でも実施可能であるため、アイディアレベルの提案も歓迎する |
その他特記事項 |
想定されるビジネス規模 • 市場全体で年間1億個生産される製品に適用予定 留意点 • 「応募者の機会」の具体的な内容は、最終選考通過組織決定後、提案内容・提案者(組織)の希望等に応じ、提案者・依頼主間にて協議の上決定する(審査にあたっては、希望する協業等の条件も含め審査の対象とする) • 機構が採用に至った場合、特許や知的財産権の取扱いは協議の上決定するが、アイディア以降の検討を依頼主単独で実施する場合、賞金による特許を受ける権利の譲渡を想定している |
添付ファイル | T-1169_募集要項.pdf |
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