コンタクト先 : 緒方 清仁(phd2@ninesigma.com)
T-1181 ケイ素化合物添着活性炭の量産化パートナー
化学・素材
開発スケジュール
•2021年3月を目途にパートナー選定完了 •2021年9月を目途に量産化検討完了 •2022年4月を目途に量産開始
予算
•生産量に応じて要相談 •初期テスト検討では、5日間、150kg製造で20~30万円程度を想定 【想定されるビジネス規模】 •2022年度 2t、2023年度 10t、2024年度 15tを想定
応募期限 : 2021年01月29日
依頼企業の概要 | 大阪ガスケミカル株式会社 URL:https://www.ogc.co.jp/ |
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応募者にとっての機会 | 量産化/受託製造 |
技術を求める背景・目的 | ■依頼主は、活性炭の吸着性能向上を目指して、活性炭へのケイ素化合物の添着プロセスを構築しました。 ■次年度より量産化を想定しているが、発火危険性のため依頼主企業内での実現難しく、量産化を受託いただける企業様を求めております。 |
求める技術 |
•以下のプロセスの量産化を委託したいと考えております。 ■2つの工程で構成される活性炭へケイ素化合物(ヘキサメチルジシランを想定)*1を添着するプロセス 1. 活性炭とヘキサメチルジシランの混合工程 活性炭(粉末、粒径:200 nm以下)1質量部に対してヘキサメチルジシランを0.02~0.2質量部を大気下でミキサー*2を用いて混合します 2. ヘキサメチルジシランが含浸された活性炭の反応工程 440℃設定した特殊キルン(内部酸素濃度 1%未満)*2、に上記1で混合させた活性炭を添加し、熱処理を連続的に実施します 残存したヘキサメチルジシランは排ガス燃焼炉で焼却する為、無害化し臭い等は残りません。ただし、量産化プロセスにおいて、燃焼炉へのシラン粉末蓄積が懸念される為、依頼主と燃焼プロセス改善検討することを想定しています *1 使用するシラン系有機溶剤(ヘキサメチルジシラン)に関する情報: - 発火点:301℃ - 限界酸素濃度:7.2%(100℃ 実測) 5.4%(400℃ 理論値) - 爆発下限界濃度:0.6%(100℃ 大気下) - 詳細は添付ファイルまたはリンク先(https://www.tcichemicals.com/JP/ja/p/H0638#docomentsSectionPDP)のSDSをご確認ください *2 ミキサーや特殊キルンは状況により依頼主側から装置提供が可能です。その為、自社装置の活用によるコンタミのご心配はありません ■反応スケール:連続プロセスの為 ~150kg/日程度の製造量 ■年間生産量:活性炭2~30t |
技術の目標水準 | 工程2ヘキサメチルジシランが含浸された活性炭の反応は発火点以上の温度で有機溶剤を取り扱うこととなるため、発火の危険性があります。その為、発火に関する安全性対策が必要となります |
添付ファイル | T-1181_ケイ素化合物添着活性炭.pdf |
添付ファイル | HMDS_SDS.pdf |
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